2022.02.01
これってシロアリの初期症状?気になったら早めの対処を!
「これってシロアリの初期症状?」「家にシロアリがいるかもしれない」と不安を抱いている方に向けて、シロアリ被害の初期症状や注意点を9つご紹介します。
シロアリ被害はあっという間に進行するので、見て見ぬふりは禁物です。本記事で紹介する症状の中に1つでも当てはまるものがあれば、早急に害虫駆除業者にご相談ください。
シロアリ被害の初期症状とは?こんな症状があったら要注意!
木材や断熱材をエサとするシロアリは、木造住宅にとって大きな驚異です。また、鉄骨住宅の場合は内装材やフローリングなど、室内から見える範囲の木材にも被害が生じます。「うちは鉄骨だから大丈夫」「シロアリなんて関係ない」と油断をしていると、大きな被害に悩まされる可能性もあります。
家にシロアリがいるかもしれないと心配している方や、シロアリによる主な被害を知りたい方は、ここでシロアリ被害の初期症状や注意すべき点を確認してみましょう。
室内もしくは庭などで羽アリを発見した
室内や庭など、家の周辺で羽アリを見つけた場合は要注意です。羽アリがいるということは、近くにシロアリの巣があるか、新しい巣を作っている可能性があるからです。
そもそも羽アリとは、繁殖期を迎えたシロアリが飛び立つ際の名称であり、主に春から夏にかけて発生します。羽アリは地面に着地すると羽を落とすので、小さな羽が落ちている場合も羽アリに巣を作られている可能性が高いでしょう。
家の建材の劣化
住宅を支える柱に亀裂が入ったり、柱を押すとグラグラ揺れたりするのは、シロアリ被害の代表的な初期症状です。
またシロアリは木材であれば見境なく食べますが、とくに床下や天井裏、壁など湿気のある暗い場所を好む習性があります。そうした箇所の木材を食べられると内部に雨水が入ってしまい、壁紙や天井にしみが発生することも珍しくありません。
壁や柱を叩くと空洞音がする
シロアリは風や光を嫌うため、壁や柱の内部に入り込んで木材を食べ進めていきます。そのため表面的には被害が見られなくても、壁や柱を叩くと“ポコポコ”と空洞音がします。
シロアリは集団行動をする害虫で、イエシロアリに関しては数千~100万匹という大規模な集団を形成して生活しています。そんなイエシロアリは1年間に柱3本分もの木材を食べるといわれているので、空洞音が気になったら早急な対処が必要です。
床が軋む
湿気のある場所を好むシロアリは、床下に発生することが多くあります。シロアリに床の木材を食べられると床が“キィキィ”と軋んだり、軽く踏むだけで沈み込んだりします。
とくに雨漏りを放置していると、さらに床材が湿ってシロアリに狙われやすくなるので注意が必要です。
ドアの建て付けが悪い
シロアリに床材を食べられると、ドアの建て付けが悪くなります。ドア以外にもふすまや障子、雨戸の建て付けが悪くなることもあります。
ドアの建て付けが悪くなったと感じたら、早急に床下を確認しましょう。そのまま放置していると、シロアリ被害が拡大して床が抜け落ちる危険性があります。
家の近くに蟻道(ぎどう)がある
「蟻道」とは、シロアリが作るトンネルのような道のことです。風や光を苦手とするシロアリは土や排泄物で蟻道を作り、地上から木材へと移動をします。
蟻道は茶色く、泥でできた筋のように見えます。家の周辺や壁面に蟻道があれば、家にシロアリがいると考えてよいでしょう。
床にフンや木くずがある
シロアリは木材を食べると、木くずを落とします。また、木くずの近くに砂状のフンをすることもあるので、細かい木くずや大量の砂のようなものがあればシロアリ被害に遭っていると考えて間違いありません。
また、木材を叩くと木くずやフンがパラパラと落ちてくることもあります。
庭や家の周辺に木材でできた物がある
ウッドデッキやDIYで使った木材など、庭や家の周辺に木材でできた物がある場合は、シロアリのエサとなりますので注意が必要です。また、庭木が生い茂っていたり、紙やダンボールを放置したりしていると、シロアリが集まってくる可能性があります。
最近、近所でシロアリ駆除をした家がある
近隣にシロアリ駆除をした家がある場合は、早めにシロアリ対策を始めるべきです。なぜならシロアリが床下から土の中を通って、家に侵入してくることがあるからです。
そのため近隣住民からシロアリ駆除をしたという話を聞いたときは、念のため床下の確認をおすすめします。
自分でできるシロアリ対策はあるの?
一度シロアリが発生すると、大規模なリフォームが必要になる可能性があります。そのため、できればシロアリが発生する前に対策を講じ、シロアリ被害を防止したいものです。
そこで、ここからは自分でできるシロアリ対策を2つご紹介します。うちは大丈夫だと油断せず、今のうちにできることから始めておきましょう。
家の周りを整理整頓しキレイに保つ
シロアリの侵入を防ぐには、家の周りをキレイに保つことが大切です。ダンボールや古雑誌、DIYで使った木材の残りなどがあれば整理整頓して、こまめに片付けましょう。
また、湿気をなくすために定期的に換気し、家中の風通しを良くすることもシロアリ対策のひとつです。なお、雨漏りがある場合はただちに修繕し、天井や床材が湿るのを防ぎましょう。
殺虫剤や薬剤を使用する
シロアリが侵入しやすい場所に殺虫剤や薬剤を散布し、シロアリを寄せ付けないようにするのも効果的です。ドラッグストアやオンラインサイトではシロアリ駆除に特化した殺虫剤や薬剤が販売されているので、必ずシロアリ専用の商品を選んでください。
またゴキブリやネズミと同様に、毒エサを使ってシロアリを駆除することも可能です。埋めておくだけの手軽なものや、人やペットには無害のベイト工法などいくつか種類があるので、入手の手軽さや価格帯から使いやすいものを選びましょう。
まとめ
シロアリ被害の初期症状はさまざまですが、代表的な症状として壁や柱を叩くと空洞音がしたり、床を踏みしめるとキィキィと軋んだりすることが挙げられます。また、こうした初期症状がなかったとしても、近所にシロアリ駆除をした家がある場合は注意が必要です。
シロアリを自分で完全に駆除することは極めて難しいので、業者に依頼することを強くオススメします。
家にシロアリがいることに気づいた方や、シロアリ被害の初期症状に悩んでいる方は、ぜひ大帝リビングにご相談ください。大帝リビングはシロアリ駆除だけでなく、侵入防止策をとったり、予防法をお教えしたりとトータルでサポートします。まずは電話またはメールでお気軽にご連絡ください。
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