お役立ち情報

2022.02.08

ハチの巣の駆除は危険が伴う?ハチの巣の駆除方法についてご紹介

ハチの巣を駆除する際は不必要に巣を刺激したり、肌が露出した状態で作業したりしてはいけません。本記事で紹介する駆除方法を参考に、安全かつ確実にハチの巣を駆除しましょう。

ただし、ハチの種類や巣の大きさによっては、一般の方には駆除できない場合があるため、十分に注意してください。危険だと感じた場合は、プロの駆除業者に依頼しましょう。

ハチの巣の種類

日本に生息するハチの種類は、約4,000種類以上です。そのすべてが攻撃的なわけではなく、ドロバチやハキリバチ、キバチのような比較的大人しいハチもいれば、クマバチのオスのようにそもそも針を持っていないハチもいます。

とはいえ、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチのように、攻撃的で人を刺すハチが存在するのも事実です。ここでは人に危害を加える可能性の高い3種類のハチについて解説するほか、それぞれのハチの巣の特徴や、巣を駆除する際の注意点をご紹介します。

スズメバチ

数あるハチの中でも、最も危険なハチとして知られている「スズメバチ」。スズメバチは日本に17種類おり、日本全国に広く分布しています。

スズメバチの特徴は、攻撃性が高いうえに毒性が強いことです。スズメバチは軒下や天井裏、壁の間などさまざまな場所に巣を作りますが、見つけたハチの巣がスズメバチのものであった場合は自分で駆除しようとせず、専門業者に駆除を依頼してください。

以下にスズメバチの特徴と巣の形状をまとめたので、ここで確認しておきましょう。

スズメバチの特徴

巣の形状

・サイズは最大で5cmほど
・大きくがっしりとした体つき
・オレンジ色の体と黒色の脚(種類によって若干の違いがある)
・攻撃的な性格をしている
・ハリの毒性が強い

・丸型またはフラスコ型
・マーブル模様

アシナガバチ

「アシナガバチ」はスズメバチに比べると、やや大人しい性格をしています。しかし、刺されたときの痛みがかなり強いので、巣を駆除する際は下手に刺激しないように注意しましょう。

アシナガバチは日本に11種類おり、軒下や室外機など風通しのよい開放的な空間に巣を作る傾向にあります。また、種によっては草むらを好んで巣を作るため、庭の手入れをしている際に巣を刺激してしまい、アシナガバチに刺されたというケースも国内で多数報告されています。

アシナガバチの特徴と巣の形状は、以下の通りです。

アシナガバチの特徴

巣の形状

・サイズは最大で3cmほど
・黄色の体と長い後ろ脚
・基本的には大人しい
・刺されたときの痛みがかなり強い

・シャワーヘッドのような六角形の構造
・白または灰色っぽい色

ミツバチ

「ミツバチ」はハチミツを作ってくれるありがたい存在ですが、食べ物が少なくなる冬場には凶暴性が増し、人を刺すことがあるので注意が必要です。ミツバチはスズメバチやアシナガバチに比べると危険度は低いものの、集団攻撃を仕掛けてくるという特徴があります。

日本には「セイヨウミツバチ」と「ニホンミツバチ」の2種類が生息しており、どちらも天井裏や木の穴などの閉鎖的な空間や、軒下や植え込みといった開放的な空間など、さまざまな場所に巣を作ります。

そんなミツバチの特徴と巣の形状は、以下の通りです。

ミツバチの特徴

巣の形状

・サイズは最大で2cmほど
・基本的には大人しい
・1つの巣に数千~数万もの個体が住む
・毒針には返しが付いており、一度刺されると抜けにくい

・平べったい板状
・六角形の構造
・かなり頑丈

 

ハチの巣を見つけた場合の処置

ハチは天井裏や壁の間、軒下などあらゆる場所に巣を作ります。また、草むらや木の枝、庭のベンチなどに巣を作ることもあるので、草刈や庭木の剪定をしているときに誤って巣を刺激してしまうことも少なくありません。

では家や家の周りでハチの巣を見つけた場合、どのように対処するべきなのでしょうか?

近づかない

ハチの巣を見つけたら、むやみに近づいてはいけません。ハチは巣に近づいてきたものを敵とみなして攻撃するので、巣に近づけば近づくほど刺される可能性が高まります。

基本的にはハチの巣から2m以上は距離を置きたいところですが、巣があることに気づかずに近づいてしまった場合はできるだけ低い姿勢を保ち、背中を見せないように注意しながらゆっくりとその場を離れましょう。

可能であれば観察する

ハチの巣から2m以上距離を置いた状態で、可能であればハチの巣を観察してみましょう。ハチの巣がある場所や巣の大きさ、生息しているハチの種類などを確認し、スズメバチの巣だと判断した場合はすみやかに専門業者に駆除を依頼してください。

ちなみに自分で駆除できる巣の大きさの目安は、直径15cm以下です。ただし、どれだけ小さくてもスズメバチの巣や、冬場のミツバチの巣であれば自分で駆除するのはおすすめできません。

役所や駆除業者に連絡する

自分で駆除できそうにない場合は、市役所や駆除業者に連絡しましょう。無理に駆除しようとすると刺される危険性があるので、これ以上は危険と判断したらプロに頼るのがベストです。

ただし、市役所は相談には乗ってくれるものの、実際の駆除作業を行ってくれるわけではありません。市役所がしてくれるサポートは、防護服の貸し出しや駆除業者の紹介など補助的なことに留まります。そのためハチの巣の駆除作業を依頼したい場合は、専門業者に任せるのが無難でしょう。

自分でハチの巣を駆除する場合

ハチの巣の駆除は危険な作業ですが、直径15cm以下の小さな巣であれば自分で駆除できないことはありません。

そこで、ここからは自分でハチの巣を駆除する方法を6ステップで解説します。駆除する際に必要なグッズや注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

安全に駆除するために必要なものを揃える

まずはハチの巣を安全に駆除するために、防護服をはじめとする必要なグッズを揃える必要があります。以下にハチの巣駆除に必要なグッズをまとめたので、こちらを参考に準備しましょう。

名称

価格帯

特徴

防護服

2,500~110,000円(市役所でレンタルできる場合もある)

ハチを刺激しない白色の防護服で身を守る。どうしても防護服を用意できない場合は、白の長袖長ズボンでも可。

白い帽子またはヘルメット

1,000~2,000円

ハチを刺激しない白色の帽子またはヘルメットを着用する。

白い軍手

100円~数千円

ハチを刺激しない白色の軍手を使用する。

白い長靴

3,000円程度

ハチを刺激しない白色のゴム長靴が最適。

赤いセロファンを貼った懐中電灯

1,000~3,000円

夜の作業に備えて用意しておく。光を弱めるために赤いセロファンを貼るか、赤い光の懐中電灯を使用する。

はさみ

1,000~3,000円

ハチの巣を落とす際に使用する。

トング

100~500円

落としたハチの巣やハチの死骸を拾う際に使用する。

白いゴミ袋

100~300円

落としたハチの巣やハチの死骸を入れる。

殺虫スプレー

(合成ピレスロイド系の成分が入った商品)

1,000~2,000円

ハチ駆除用の殺虫スプレーを用意する。ない場合は合成ピレスロイド系の成分が入った殺虫スプレーでも可。

なお、ハチはニオイに敏感なので香水や整髪剤をつけて作業するのは危険です。また、駆除作業中にハチに刺される可能性がないとは言い切れないので、ハチの巣駆除を一人で行おうとするのはやめましょう。

巣の位置を日中に確認する

ハチは日中に活動するので、日中であれば楽に巣の位置を特定できます。このときにハチの種類や巣の大きさ、他に巣がないかどうかも確認しておきましょう。

なぜ日中に巣の位置を確認しておく必要があるのかというと、実際に駆除作業を行うのは夜だからです。薄暗い中でもスムーズに作業できるように、外が明るいうちに対策を立てておきましょう。

夜に駆除する

ハチの巣の駆除作業は、ハチの動きが鈍くなってくる夕方から夜にかけて行いましょう。明るいうちに作業した方がスムーズに駆除できると思う方もいるかもしれませんが、昼間の作業は非常に危険です。ハチの数が少ないからと油断していると、外出していた働きバチが巣に戻ってくるタイミングで刺される危険性があります。

夜の作業で役立つのは、赤いセロファンを貼った懐中電灯です。そのままの光では明るすぎてハチを刺激する恐れがあるので、必ず赤いセロファンを貼るか、赤い光の懐中電灯を使用しましょう。

殺虫剤をかける

ハチの巣から2~3mほど離れた位置から、巣の入り口に向けてハチ駆除用の殺虫剤を噴射します。ハチ・ハチの巣駆除専用の殺虫剤がない場合は、ピレスロイド系の成分が含まれた殺虫剤で代用できます。

そのまま2~3分続けて噴射したら、少し巣に近づいてハチの巣の中にも噴射しましょう。このとき巣の周りにハチがいるようであれば、ハチにも殺虫剤を噴射して駆除してください。

巣を処分する

ハチの動きが止まったら、巣の下にゴミ袋を広げます。そして、巣をはさみで切り落としてゴミ袋に入れてください。このとき周りにあるハチの死骸もトングでつまんでゴミ袋に入れましょう。

念のため、ゴミ袋の中に向かってハチ駆除用の殺虫剤を噴射しておきます。回収したハチの巣は、自治体が指定するゴミ袋に入れて可燃ゴミとして処理しましょう。

戻りバチ対策をする

ハチの巣を駆除した後は、戻りバチ対策をします。戻りバチとは、ハチの巣を駆除したときにはおらず、駆除後に巣に戻ってきたハチを指します。

戻りバチは巣のあった場所を1週間ほど飛び続けるので、巣のあった場所に毒餌剤タイプの駆除剤を置いたり、こまめにハチ駆除用の殺虫剤を噴射したりして被害を防止しましょう。

まとめ

ハチの巣の駆除は非常に危険な作業であり、適切に駆除できたとしても戻りバチによって刺されるケースもめずらしくありません。「小さな巣だから」「周りにハチがいないから」と油断せず、少しでも危険を感じた場合は専門業者に任せましょう。

ちなみに業者に依頼すれば、安全かつ確実に駆除できるうえに防護服やゴム長靴を用意する必要もありません。準備にかかる手間や費用、安全性を考慮すると、やはりプロに依頼するのがベストでしょう。

害獣・害虫駆除を承る大帝リビングは、ハチの巣駆除の豊富な実績があります。ハチ・ハチの巣の駆除をお考えの方は、ぜひ大帝リビングまでご相談ください。