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2022.02.24

ゴキブリはどこからやってくるの?侵入経路や対策を解説!

「ゴキブリはどこから家に入ってくるの?」という疑問に、害虫・害獣駆除を承る大帝リビングがお答えします。主な侵入経路だけでなく、ゴキブリが家に入ってくる理由を解説するほか、ゴキブリを家に入れないための対策もまとめています。

どれも今すぐ実践できる方法なので、ぜひ試してみてください。

ゴキブリはどこから家に入ってくるの?

生活空間に現れて人を不快にするゴキブリですが、突然その場に出没するわけではありません。ゴキブリは人の目をかいくぐり、わずかな隙間から家に侵入しているのです。

ここではゴキブリがどこから家に入ってくるのか、主な侵入経路を5つご紹介します。

玄関

ゴキブリの侵入経路で最も多いのは、人が出入りする玄関です。ゴキブリは湿気のある場所を好むので、靴箱がある玄関は絶好の侵入口となります。気づかぬうちに玄関から堂々と侵入していることもあるので、ドアを開けっぱなしにするのは避けましょう。

また、ドアを閉めていても郵便受けから侵入してくることもあります。そのため郵便受けから郵便物がはみ出た状態で放置しないよう注意してください。

ゴキブリの中には飛ぶ種もおり、窓から侵入してくることがあります。家でよく見られるクロゴキブリであれば、マンションの4~5階くらいの高さであれば難なく飛べます。そのため窓を開けっぱなしにしていると、ゴキブリが飛んで入ってくる可能性があるので要注意です。

また、窓や網戸を閉めていたとしても窓がたついていたり、網戸が破れていたりすると、そのわずかな隙間から侵入してくることがあります。

換気扇や配管を通すための穴などの小さな隙間

紐を引っ張って作動させるタイプの換気扇や、エアコンのホースのわずかな隙間から侵入するケースもあります。また、配管を通すための小さな穴のような、一見すると侵入口になるとは思えないほどの隙間から侵入されることもめずらしくありません。

というのも、ゴキブリは5mmほど隙間があれば家に侵入できるのです。ちなみにゴキブリの幼虫であれば1mmほどの隙間からでも侵入できるので、防虫網・防虫キャップ・防水パテ・隙間テープを活用して徹底的に隙間を埋めましょう。

お風呂やトイレ、台所などの排水口や排水溝

ゴキブリは短時間であれば、水中を潜って移動できます。そのため排水管に溜まった水の中を潜ったり、浮かんだりしながらお風呂・トイレ・台所などの排水口や排水溝に現れます。

ゴキブリにとって、湿気の多い水回りは生きやすい環境です。そのため侵入経路になるだけでなく、巣を作られることもあります。

外に置いている観葉植物

ゴキブリは、一滴の水で3日ほど生きられる生命力の強い害虫です。ベランダや庭に置いている観葉植物の周りや、植木鉢の水受けなど、水が溜まる場所に潜んでいることも多くあります。

ただし、ゴキブリはハーブ類の観葉植物を嫌うため、ミントやローズマリーなどの植物には寄りつきません。とはいえ、水受けや落ち葉を放置しているとゴキブリが寄ってくる可能性があるので、こまめなお手入れが必要です。

そもそもゴキブリはなぜ家に入ってくるの?

玄関や窓から家に侵入してくるゴキブリですが、そもそもなぜ家に入ってくるのでしょうか?
ゴキブリ対策を確認する前に、ゴキブリが家に入ってくる理由を探ってみましょう。

快適な環境で生きるため

ゴキブリは寒さに弱く、気温が-5℃になると生きていけません。また乾燥にも弱いため、湿度のない場所で生き抜くのは困難です。

その点、家の中は冬でも暖かいうえに適度な湿気もあるので、ゴキブリにとっては好都合な環境なのです。ゴキブリの中には寒い地域に分布するヤマトゴキブリのような種もいますが、暖かく湿気のある場所を好むのは他の種と変わりません。

学習能力があるため

ゴキブリには学習能力があり、一度家に侵入してエサがあることを覚えると、何度でも侵入してくるようになります。近年の研究では、ゴキブリ駆除剤に含まれるブドウ糖の味を覚えて、罠のエサを食べなくなるゴキブリが出てきていることも証明されています。

ゴキブリが2億年以上も生き続けている理由は、この学習能力の高さにあるのかもしれません。

交尾や求愛行動をするため

メスのゴキブリが家の中にいる場合、オスが交尾や求愛行動をするために侵入してくることがあります。なお、メスのゴキブリが発するフェロモンは、およそ2km離れたゴキブリにも届くことが分かっています。

匂いにつられる

ゴキブリの触覚は人間の鼻の役割を担っており、水や食べ物、フェロモンの匂いを嗅ぎつけて家に入ってきます。家の中には水や食べ物が豊富にあるので、侵入できる隙間や穴さえあればゴキブリが入ってくるのは必然といえるでしょう。

ゴキブリを家に入れないための対策

ここまではゴキブリの侵入経路や、ゴキブリが家に入ってくる理由を説明してきました。それらを踏まえたうえで、ゴキブリが家に侵入してこないための対策を講じましょう。

ここでは、ゴキブリを家に入れないための対策を4つご紹介します。どれもすぐに実践できる方法なので、ゴキブリの被害に遭う前に試してみてください。

設置して待ち伏せするタイプの殺虫剤

最初に紹介するのは、ゴキブリホイホイでお馴染みの待ち伏せタイプの殺虫剤です。待ち伏せタイプとは、ゴキブリが好きな匂いでゴキブリを誘い、匂いにつられたゴキブリの動きを粘着テープで封じる箱型の殺虫剤のことです。待ち伏せタイプは古典的な殺虫剤ですが、いまだに根強い人気があり高い効果を誇っています。

ちなみに最近は箱型の殺虫剤だけでなく、スプレータイプの待ち伏せ殺虫剤も販売されています。スプレータイプはあらかじめ噴霧しておいた場所を通ったゴキブリを退治する仕組みです。箱型の殺虫剤を置けない場所にも使用できるので、とにかく広範囲を警戒する方におすすめです。

毒餌タイプの殺虫剤やホウ酸団子

毒餌タイプとは、ブラックキャップやコンバットのような殺虫剤を指します。毒餌タイプは名前の通り、殺虫成分の入ったエサでゴキブリを引き寄せて駆除する殺虫剤です。

またホウ酸団子と呼ばれる、ゴキブリの好物であるタマネギや小麦にホウ酸を混ぜた毒エサも効果的です。ホウ酸団子は自分で作ることもできるので、できるだけ費用を抑えたい方におすすめのゴキブリ対策といえるでしょう。

こうした毒餌タイプやホウ酸団子の特長は、「ゴキブリの死骸を処理しなくて済むこと」「巣ごと駆除できること」の2点です。待ち伏せタイプのようにその場で駆除することはできませんが、死骸を見なくて済むのは大きなメリットといえるでしょう。

ただし、小さなお子さんやペットが誤飲する可能性もあるので、使用時は十分に注意してください。

忌避剤を使用する

ゴキブリが苦手とするミントやハッカなど、ハーブ類の匂いを放つ忌避剤の使用も効果的です。忌避剤はゴキブリの侵入口となる玄関や窓際のほか、大型の家具や湿気のある場所に設置しましょう。

ゴキブリ忌避剤の中には、小さな子どもやペットのいる家庭でも使いやすい天然素材で作られた商品もあります。また、ハッカ油や天然のアロマオイル(ベチパーやシナモンなど)で手作りすることも可能です。

侵入口を塞ぐ

ゴキブリはいろんな場所から家に侵入してくるので、玄関や窓を開けっぱなしにするのは禁物です。また、窓のサッシや網戸に隙間や破れを見つけたら、隙間テープや網戸補修シートを活用して修理しましょう。

とはいえ、ゴキブリは数ミリというわずかな隙間から家に侵入してくるので、すべての隙間や穴を塞ぐのは困難です。ゴキブリの侵入リスクを最小限に食い止めたい方は、害虫駆除を担う専門業者にご相談ください。

まとめ

ゴキブリは玄関や窓のほか、換気扇やエアコンホースのわずかな隙間から家に侵入してきます。また、ゴキブリの中には水中に潜ったり、浮かんだりしながら家に入ってくる固体もいます。

ゴキブリの侵入を防ぐには侵入口となる隙間や穴をすべて塞ぐしかありませんが、それは現実的とはいえません。とくに、すでに家の中にゴキブリが侵入している場合は別の対処が必要です。

ゴキブリをはじめとする害虫駆除を承る大帝リビングは、確実かつスピーディーにゴキブリを駆除します。また、ゴキブリの侵入口となる箇所を見つけ出し、再発防止のための修繕やリフォームもお任せいただけます。ゴキブリの被害にお悩みの方は、ぜひ大帝リビングにご相談ください。