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2021.12.30

タヌキのフンの特徴 | 安全な処理方法を3ステップで解説

タヌキのフンは強烈な臭いがするので、屋根裏や庭でフンをされると悪臭被害に悩まされることになります。また、フンに潜んだ寄生虫や病原菌が原因で病気にかかることもあるので、早急にフンを処分しなければいけません。

そこで本記事では、タヌキのフンの特徴から適切なフンの処理方法、タヌキのフンによる被害の予防法まで詳しくご紹介します。

タヌキのフンの特徴

タヌキのフンは黒くて丸っこく、2~3cmの大きさです。ただし、タヌキには1ヶ所に集中的に排泄する「ため糞」の習性があるので、フンがまとまって数十cmのかたまりになっていることもあります。

以下にタヌキのフンの特徴をまとめたので、見分ける際の参考にしてください。

大きさ

2~3cm(1ヶ所に集まって数十cmのかたまりになっていることもある)

丸っこい

黒い

特徴

・強い悪臭を放つ
・種子や動物の骨、昆虫の羽などが混ざっている
・1ヶ所に排泄する「ため糞」の習性がある

タヌキがフンする場所

タヌキは庭やベランダ、屋根裏などさまざま場所でフンをします。タヌキにはため糞の習性があるので、一度フンをされると何度もされる可能性があるので要注意です。

ちなみにタヌキのため糞には、自分の存在を他の動物に知らせる役割があります。また、どんな食べ物があるかを知らせる役割も担っているので、他のタヌキや違う種類の害獣を寄せつけてしまうこともあります。

タヌキのフンによる被害

さまざまな寄生虫や病原菌を媒介するタヌキ。もちろんフンにも寄生虫や病原菌が潜んでいるので、庭や屋根裏でフンをされると衛生面での被害を受けます。また、ため糞によって住宅が傷み、住宅の資産価値が下がったというケースもあります。

ここでは、タヌキのフンによる代表的な被害を2つご紹介します。

健康被害

タヌキをはじめとする害獣は、さまざまな寄生虫や病原菌をもっています。それらはフンにも混ざっているので、庭や住宅にフンをされると人やペットが健康被害を受ける可能性があります。

とくにタヌキにはヒゼンダニというダニが寄生していることがあり、ヒゼンダニが人やペットに寄生すると「疥癬症(かいせんしょう)」という皮膚病を引き起こすので注意が必要です。

住宅への被害

タヌキにはため糞の習性があるので、タヌキが屋根裏や床下、倉庫などに住み着くと大変です。例えば、屋根裏の1ヶ所にため糞をされると天井にシミができ、柱が腐敗します。また、タヌキのフンは強烈な悪臭を放つので、屋根裏全体からひどい臭いがするようになることもあります。

こうなってしまうと大掛かりなリフォームや家全体の殺菌・消毒が必要になり、数十~数百万円の修繕費がかかる可能性も出てきます。

タヌキのフンの処分方法3ステップ

タヌキのフンは悪臭がするだけでなく、寄生虫や病原菌が潜んでいるので絶対に素手で触ってはいけません。必ず使い捨てのゴム手袋やマスクを着用し、完全防備した状態で掃除に取り掛かりましょう。

ここでは、タヌキのフンの処分方法を3ステップで解説します。

1. 必要なアイテムを用意する

タヌキのフンを見つけたら、うかつに触ったり近付いたりしてはいけません。まずは以下の表にまとめたアイテムを用意して、フン処分の準備をしましょう。

名称

費用

特徴・目的

マスク

1,500~3000円

病原菌を吸い込むのを防ぐ

ゴーグル

500~1,000円

病原菌から目を守る

ゴム手袋

2,000~3,500円

病原菌が手に付着するのを防ぐ

使い捨ての服

数千円

掃除中に病原菌が服に付着する可能性があるから

髪ゴム

※髪の長い方

数百円

髪をまとめることで病原菌が髪に付着するのを防ぐ

帽子

1,000~2,000円

・病原菌が髪に付着するのを防ぐ
・狭い場所で作業する際に頭を守る

殺菌スプレー

1,000~1,500円

次亜塩素酸ナトリウム系の殺菌力の高いスプレー

ほうき

数百円~2,000円

フンを1ヶ所に集める

ちりとり

数百円~2,000円

集めたフンをゴミ袋に入れる

ゴミ袋

数百円

集めたフンを入れる

雑巾

数百円

フンがあった場所を拭く

2. フンを集めて処分する

使い捨ての服・マスク・ゴーグル・ゴム手袋・帽子を着用した状態で、使い捨てのほうきとちりとりを使ってタヌキのフンを集めます。このときに掃除機を使わないように気をつけましょう。

もし掃除機を使ってしまうと、タヌキのフンに潜んでいる寄生虫や病原菌が掃除機の中に入ってしまいます。そして掃除機の排気とともに寄生虫や病原菌が排出されると、部屋中が汚染されることになりかねません。

このように掃除機を使用することでタヌキのフン被害を拡大させる恐れがあるので、掃除機を使うことは控えましょう。

3. 殺菌・消毒して侵入経路をふさぐ

使い捨てのほうきとちりとりでタヌキのフンを集めたら、用意しておいたゴミ袋に入れましょう。その後、殺菌スプレーと雑巾でタヌキのフンがあった場所の殺菌・消毒作業を行います。

殺菌スプレーは「次亜塩素酸ナトリウム」や「エタノール」などの殺菌力の高い薬剤が好ましいですが、用意できなかった場合は漂白剤を薄めたものでも代用可能です。

タヌキのフンがあった場所の殺菌・消毒作業が終わったら、タヌキの侵入経路をふさいでいきましょう。たとえ適切にフンを処分できたとしても、侵入経路をふさがないことには再びフンをされてしまいます。タヌキは8~10cmほどの隙間から侵入できるので、網目の細かい金網や補修用パテを活用して隙間やひび割れをふさぎましょう。

タヌキのフンを予防する方法

ここまでタヌキのフンの処分方法をご紹介してきましたが、タヌキ自体を追い払わないことには再びフンをされてしまいます。

そこで、ここからはタヌキのフンを予防する方法をご紹介します。タヌキを寄せつけない環境を作り、フンによる被害を防ぎましょう。

害獣対策グッズを活用する

臆病で警戒心が強いタヌキは、市販の害獣対策グッズで追い払える可能性があります。
以下にタヌキのフン予防におすすめの害獣対策グッズをまとめたので、タヌキの侵入経路やフンがあった場所の周辺に設置してみましょう。

アイテム名

価格

特徴

使い方

忌避剤

1,000~5,000円

タヌキが嫌う匂いで近寄らせない

タヌキの住処や侵入経路に設置する

燻煙剤

1,000~1,500円

煙でタヌキを驚かせて追い出す

煙を発生させ、タヌキの住処に充満させる

木酢液

1,000~3,000円

タヌキが嫌う匂いで追い出す

・不要な布や雑巾に染み込ませる
・小皿に入れた状態で設置する
・薄めた液をスプレーボトルに入れて散布する

ハッカ油

600~2,000円

タヌキが嫌う匂いで追い出す

侵入経路にスプレーする

害獣撃退用ライト

1,000~3,000円

強い光でタヌキを驚かせて近寄らせない

タヌキの侵入経路に設置する

電気柵

10,000~40,000円

感電の恐怖心を植え付け、近寄らせない

家庭菜園の周りに設置する

ロケット花火または爆竹

1,000~2,000円

大きな音でタヌキを驚かせて追い出す

家庭菜園や家の周りで行う

こうしたアイテムを活用すれば予防効果が期待できますが、小さなお子さんや飼っているペットに悪影響を及ぼす可能性もあります。害獣予防グッズを使う際は、十分に注意してください。

エサとなるものを置かない

タヌキは糖度の高い野菜や果物が大好物です。とくにどんぐりや栗、柿を好んで食べるので、農業を営んでいる方や家庭菜園をしている方は、こまめに収穫したり落ちた実を拾ったりするようにしましょう。

侵入経路を遮断する

タヌキは8~10cmほどの隙間から家に侵入できます。そのため窓を開けっぱなしにしたり、屋根裏や床下に開いた穴を放置したりするのはいけません。

隙間やひび割れを見つけたら、網目の細かい金網や補修パテでふさぎ、タヌキの侵入を阻止しましょう。またタヌキは木登りができるので、庭の木の枝を切ったり、雨どいに「ネズミ返し」と呼ばれるトゲの付いた部品を取り付けたりするのも効果的です。

タヌキのフンの調査・駆除・消毒は業者に依頼しよう

タヌキのフンの処理は、さまざまなアイテムを用意したり、直接手で触れることのないように注意したりと、なかなか骨の折れる作業です。健康被害を受ける可能性を考えると、タヌキのフン処理は害獣駆除業者に任せるのがベストでしょう。

害獣駆除業者であればタヌキのフン処理はもちろん、処理後の殺菌・消毒から侵入経路の遮断までトータルでサポートしてもらえます。安全面や確実性を重視するのであれば、害獣駆除業者への依頼を検討してみましょう。

タヌキを自分で駆除する際のポイントと注意点

タヌキが自宅に住み着いている場合は、たとえフンをきちんと処分できたとしても再びフンをされる可能性があります。そのため根本的に解決するには、タヌキ自体を駆除する必要があります。

そこで、ここからはタヌキを自分で駆除する際のポイントと注意点をご紹介します。

タヌキの駆除方法に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

許可なく駆除すると法律に抵触する可能性がある

タヌキは「鳥獣保護管理法」で保護されているため、許可のない捕獲・駆除は禁じられています。そのためタヌキを駆除しようと思ったら、まず自治体の許可を得る必要があります。ちなみに、タヌキを許可なく駆除してしまうと1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる可能性があるので要注意です。

鳥獣保護法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

なお、許可申請の方法や必要書類は自治体によって異なるため、市役所のホームページや電話で確認してください。

捕獲したタヌキは自分で処分する必要がある

原則として、捕獲したタヌキは捕獲者が処分することが義務付けられています。とはいえ一般の方がタヌキを殺処分するのは危険な上に、心苦しく思う方もいるでしょう。

タヌキの処分が難しい場合は、自治体に相談して代行業者を紹介してもらうのがおすすめです。しかし、実際にタヌキを捕獲した後は悩む時間がないので、最初から害獣駆除業者に依頼するのが無難でしょう。

まとめ

タヌキのフンは2~3cmと小さいものの、タヌキのため糞の習性によって数十cmのかたまりになっている場合があります。タヌキのフンは強烈な悪臭を放つだけでなく、人体やペット、住宅にまで被害を及ぼすので、見つけたらすみやかに処分する必要があります。

ただし、タヌキのフンには寄生虫や病原菌が潜んでいるので、フンの処分は危険な作業となります。安全かつ確実にフンを処分するには、害獣駆除業者を頼るのがおすすめです。

大阪市中央区に本社を構える大帝リビングは、害獣のフン処分や害獣駆除を承っています。また、タヌキのフンによって被害を受けた住宅のリフォームも承ります。タヌキのフンによる被害にお悩みの方は、お気軽に大帝リビングまでご相談ください。